1981-11-13 第95回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
恐らく御指摘の十一月三日の問題であろうと思いますが、当該個所の山固め中に警報器ブザーが鳴り、坑外の集中管理チャート等にもメタンガスのある程度の動きが示されておりますが、このチャートから確認したところでは、監督局ではそのときの濃度一・六ないし一・七というふうに承知をいたしております。
恐らく御指摘の十一月三日の問題であろうと思いますが、当該個所の山固め中に警報器ブザーが鳴り、坑外の集中管理チャート等にもメタンガスのある程度の動きが示されておりますが、このチャートから確認したところでは、監督局ではそのときの濃度一・六ないし一・七というふうに承知をいたしております。
それから幌内炭鉱の災害の場合も、夕張新第二炭鉱の場合と同様でございまして、崩落したあと、山固め作業中にまた天盤が二次崩落をして罹災が起きるというような形になっております。さらに三井砂川の場合には、二番方で作業のため電源を切ったため作業場でガスが充満した。三番方の保安係員がそれを排除するために現場に参りまして、禁柵の中に入ってガス窒息というふうな罹災の状況になっております。
その三メートルの床面に穴があきましたので、係員、鉱員九名で山固めの作業をしておりましたときに、その三時間後の二十七日の二時二十分ごろに、突然底抜け崩落が発生した、というのは、この図面でいいますと、七、六中切、それから第三流炭昇の斜線のところがばっと落ちてきたわけでございます。落ちてまいりまして、その七中切におりました七名が閉じ込められた。
この中切坑道の入口から大体三メートル程度の坑道の床面に穴があきまして、それを係員二名と鉱員七名計九名で山固め作業をしておりました。それから大体三時間後の二十七日の二時二十分ごろでございますが、突然底抜け崩落が発生いたしました。そこに働いて山固めをしておりました七名の者は七中切の奥に避難いたしまして、そこに閉じ込められたわけでございます。
八メートルあれば八メートルあっただけの、要するに強固な山固めというふうなものをすれば十分これで持ちこたえられるし、その距離の問題はあまり――極端に、短くなりますればいろいろの問題はあろうかと思いますけれども、これでなければならないというふうなものは必ずしも明確ではない。その意味におきましては、先生のおっしゃいましたような研究課題ということにはなろうかと思います。
○相沢委員 第一坑、この事故の起こった千歳坑でございますけれども、非常に炭じんが少なくてガスも少ない、そういうところがら、他鉱に比べまして保安点検の巡回が少なかった、二月に一回というふうに減らしてやっていたというのですが、あの事故の起きる少し前に地震がございまして、坑内の作業員のある人は、地震直後の坑内作業に多少異常を感じて、保安係に、早目に山固めをしなくちゃならぬじゃないかというふうに話したそうでございますけれども
この作業の形態といたしましては、一、二番方で採炭をやり、三番方は整理方ということで山固めとかあるいは鉄柱の回収、炭壁注水というふうなことをやる形をとっておりますが、災害のときもこういう方式で作業をしておったわけでございます。
さらにまた、救出作業を行ないます際に、十分な山固めを行なわずに従事したために再崩落を起こしたのである。大体このように推定をいたしておる次第でございます。 以上で災害の報告を終わりまして、その後の鉱山保安局のとりました措置につきまして、ごく簡単に御報告をさせていただきます。
また、とい口から十五メートル付近においては鉱員の方二人が山固め作業——支柱の補強作業をやっておったのでございます。災害直前に係員と鉱員の方一人が払いの肩側、すなわち上部のほうから深側——下のほうへおりてきたのでございます。
災害発生前に、カッターは、とい口——とい口と申しますのは積入込み口でございますが、込み口から二十六・ニメートルの位置まで切截作業をいたして、払いをのぼってきておったのでございますが、また、この積み込み口より十五メートル付近において、鉱員の方二名が山固め作業、その支柱の補強作業をやっておったのでございます。
三十一日の朝の七時ごろでございますが、前の日の三番方の機械係員から左一片卸八号九日抜き前が崩落しているという報告がありましたので、報告を受けました上席係員でございます係長は、すでに入坑いたしております当部内の担当係員一名と坑員十名の番割りを急速変更いたしまして、またそのほかに他の現場から応援のために係員一名と坑員六名を招集いたしまして、当崩落個所の山固め作業に従事さしたのでございます。
この崩落個所の三方、すなわち左のほうの目抜きと書いてございますほうからと、上のほうの材料卸と書いてあるほうからと、それから奥のほう、いわゆる下のほう、この三カ所からそれぞれ七名、五名、四名がかかりまして、この個所の山固めに取りかかったわけでございます。
と申しますのは、崩落をして、私の調査によりますと、すでに添えワクをし、中間立ち入りを行なって、しかも区長の仕繰り担当の係員が指揮をしながら作業中に第二次崩落で災害が起きた、こういう経過でありますから、普通一般常識であれば、添えワクをし、立ち入りをし、山固めをして作業にかかれば、あと監督者が直接指揮をしておるという条件ではこういう重大災害の発生というものは私は非常に珍しいと思うわけです。
いろいろと改善事項も指示いたし、構内の山固めその他の改善を指示いたしたのでありますが、二十二日の夜——大体の工事が完了いたしをいうことで、二十二日点検を再度いたしました。若干不備な点もございましたので、さらにその整備を指示いたしまして、で、昨日の二十三日の午前十時に再び最終的な点検を行ないました。